パチンコ屋のトイレ

 パチンコ屋のトイレにはお菓子のゴミや空のペットボトルがよく捨ててある。それをやったのが大学生なのか年寄りなのかは分からないが、負けた腹いせにトイレにゴミを捨てていくという行動はいじらしさをを感じさせるものがある。はぁ。というか他人様の行動を分析してる余裕ないです。俺も負けた、トイレは綺麗に使いますからお金返してください。

水溜りに黒い絵の具を一滴

 毎日何をしているのだろうか。昼過ぎに目が覚め、デパスを1つ2つ齧ることから1日が始まる。甘い。こいつはいつでも俺の味方だ。この甘さのお陰で暫しの間不安から開放されるのだから。それでも調子が悪い時は毎日朝から晩まで寝ている事がある。当然夜中になろうが眠気は無い。寝転がって天井を眺めるだけの時間が自分の存在の無意味さを加速させるようで嬉しくもあり悲しくもある。

 

 眼鏡をかけずに掃除をして後に眼鏡をかけて部屋を眺めてみるとちゃんと綺麗になっていなくて凹む。あぁ、俺に羨望の目を向けてくる人間が近寄ってきてはすぐ離れていくやつだ。

雨後、湿った感情

 人を傷つけてしまう。関わる人間全員が不幸になっているのではないかとさえ思いつつある。自分で自分のケツが拭けていないんだろう。

 自分勝手な破滅願望と人間嫌いの感情に他人を巻き込む事の罪深さが身に沁みる様な事が立て続けに起きている。何度も何度も同じ過ちを繰り返す自分の愚かさを灰色の空が映し出している様だ。窓から見える景色に光はない。

無題

ストレスで吐血をするようになった、泣きたくても涙が出ない。食事をする金すら失いつつある。こういう人生だったんだろう、笑える。僕の人生で唯一した正しい選択が自殺だった事を願うのみだ。自意識の果てに刺す唯一の光、俺は間違ってなかったんだって証明させてくれよ

失敗した。

  失敗した。つい最近も2回自殺に失敗した。オーバードーズと首吊り。もう生きていけないと悟り、どうしようもない自らの人生に幕を引くことすらままならなかったのだ。現にこうして今も惨めに明日の保証もない状態で生きてしまっている。現在進行系で多くの人間に迷惑をかけているのは自覚しているが、どうしたらいいのか分からない。いや、分かったとしても現状打破しようと行動する気力もないという表現の方が適しているか。座して死を待つ方が遥かに楽である。

  泥酔しながら書いているので話の流れが無茶苦茶な気がするが、脳内整理の意味も兼ねているので仕方ない。そもそも生まれてきた事自体が失敗だったのだ。発達障害鬱病を持っている時点で出来損ないの何者でもないだろう。世の中にはもっと苦しい人がいるとかそういうのは知らない。世界で真に知覚できるのは自分だけで世界で一番辛いのは紛れもなく自分だ。親には心底申し訳ないと思う。せっかくの一人息子がこんなゴミとしか形容出来ないものなのだから。僕はどうしたらいいのだろう。このままだと親に縁を切られても何らおかしくない状況下にあるし、それらしい事も言われている。いっそ縁を切られたほうが家族の面汚しにならずに済むし犯罪でも犯して野垂れ死ぬ選択も出来るかもしれない。もう僕には分からない。声を上げて泣きたい。僕の存在は正しく失敗だ。

幽霊の正体見たり枯れ尾花

  今の自分は新しく物事を始める気力を失ってしまった様に感じる。いや、全てを悪い方へ悪い方へ捉えてしまい、必要以上に挑戦を恐れているのだろう。一歩足を踏み出してみれば何も怖がることは無かったと思えるのかもしれない。だとしても、だとしてもだ。僕はもう傷付きたくない。何か行動して傷付く代わりに活路を見出すのではなく、何もしないで全てを失っていく事を選択するだろう。自ら破滅への階段を昇っている自覚は確かにある。だが、それに歯止めをかけるつもりはない。

 何かになりたいと思っていた過去に蓋をして当然の様に不公平を、バッドエンドを甘んじて受け入れるしかない。僕は弱い人間だから。